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PER TEの傾聴とは・・・

  • 執筆者の写真: pertecolor33
    pertecolor33
  • 6 日前
  • 読了時間: 6分

傾聴と言う言葉が多く必要とされるようになり、テクニックとしても採用される企業や個人の政調のために採用されることが多くなってきました。

みなさまが耳にされる「傾聴」とはどのようなものでしょうか・・・


またPER TEの傾聴とは・・・どのようなものか、まとめてみます✨



傾聴という魅力的な世界

傾聴は、「ひとの話を聞くこと」

となれば、みなさまはいつもちゃんと人の話は聞いている、と思われるでしょうか。。


実は、単に話を聞いていることだけが傾聴と呼ばれるものではないのではないか、と考えます。

単なる会話、雑談のようなコミュニケーションを超え、自己を知ることだけでなく

人間関係を劇的に変える魔法の時間・・・と考えています。

最新の脳科学研究によりますと、

人は、自分の話を本当の意味で真剣に聞いてもらうとき、脳内でドーパミンが分泌され、美味しい食事や趣味を楽しむのと同じような快感を得ることが分かっています。

ドーパミンが分泌されるような話の聴かれ方という判断もひとつの基準かもしれません(^^)


傾聴とドーパミン

なぜ傾聴が人を魅了するのか?

脳科学が証明する傾聴のチカラ

わたしたちが相手の話に真剣に耳を傾けるとき、相手の脳では驚くべきことが起こっています:

  • 側坐核と腹側被蓋野が活性化

  • ドーパミン(快楽物質)が分泌される

  • お金や食べ物を得たときと同様の喜びと行動の柔軟性や注意点の変換にも影響


腹側被蓋野からのドーパミンは即座核の神経回路を活発に調整をおこない、痛みなどにも影響が出るのだそう。


これらの神経回路は、行動の柔軟性や注意の変換にも関与しており、精神的な状態やなんらかの治療においても重要な役割を果たしているのだそうです。

このように、側坐核と腹側被蓋野は、身体の痛みの処理や行動の選択において

重要な役割を果たしています。

よくお伝えしている、【身体の異変は心の声であること】

このことにも繋がっており、わたしたちは一定の時間や定期的に、しっかりと話を聴いてもらうこと、これを必要としている存在なのです。


あなたが誰かの話を傾聴すること、

誰かにあなたの話を傾聴してもらうことは、

相手やご自身に最高の贈り物をしている、ということになります



では、傾聴のポイントについてまとめてみます。。。


傾聴の原則

傾聴の三つの原則


1. 無条件肯定

相手の価値観や意見を頭ごなしに批判をせず、その人自身を尊重する姿勢のこと

例えば、相手が不安などを表現した際、「そう感じたんですね」と示すこと

相手は安心感を得る可能性があり、さらに深い話となる可能性があります。


2. 共感的理解

相手の感情にしっかりと寄り添い、その感情を理解しようとすること。

「大変な状況だったのですね」など、共感的言葉を返すことで、相手は心の重荷を軽く感じられる可能性があります。


3. 本質的理解

相手の言葉の背後にある意図やニーズ、思いをしっかりと受け止めること。

ここでは質の良い質問を投げかけることで、相手の本当の悩みやニーズ、思いを共に理解する手がかりを得ることができます。


聴く際のポイント

聴く際のポイントとして・・・(PER TEの場合)


1. 話し手には全神経を集中する

すべての感覚(視覚、聴覚など)を使い、相手に耳を傾けエネルギーレベルで聴くこと


2. 非言語な合図に注意を払う

コミュニケーションの65%は非言語と言われています。

相手のボディランゲージや手の位置、仕草、視線、身体の向きなどから、会話がどのように進んでいるか、また言葉での表現とどのように乖離が見られるかをしっかりと読み取っていきます。


3. アイコンタクト

話を聴く姿勢を丁寧につくること

アイコンタクトは相手に話を聞いていることを伝えられるものですが、

ただひたすらにアイコンタクトをとればいい、というものではないため、タイミングをしっかりと相手によって確認していくこと

相手の心地よいタイミングや長さなどを意識し不快のないようにすること


4. オープンクエスチョン

「その点を、もう少し詳しく教えていただけますか?」

「それについてどう思いましたか?」 といった会話を広げる質問をタイミングをみて行う


  1. 聴いたことを反映

相手の話を言い換えたり、再度発声して確認。

「とても○○と感じていたのですね」

「なるほど。○○だったのですね」

「それは、○○ということですか?」

など、大切な部分は反復してみること


6. 応答するためではなく、理解するために聴く

忍耐力を育て、相手には、ご自身で考えを言葉にする時間を十分に与えること

万が一こちらに聞かれたとしても、質問をオープンに繰り返し、

正解を導くのではなく理解のために聴いていくこと


7. 判断と助言を差し控える

中立的であること

偏見のない姿勢で、相手が安心して自分の考えを共有できる、そのような環境をつくることに専念すること



傾聴がもたらす効果


傾聴によって得られること

ビジネスでの威力

  • チーム内のコミュニケーション活性

    チームメンバーが安心して意見を述べ合える環境へ

  • 顧客満足度の向上

    顧客の本当の要望を理解し適切なサービスを提供

  • リーダーシップの発揮

    部下のモチベーション向上と職場の士気をアップ

  • 心理的安全性の向上

    傾聴ができるリーダーの率いるチームの方が心理的安全性は高く、そのため結果も出やすい


人間関係の変化

  • 信頼関係の構築

    相手が尊重されていると感じ、より積極的に関わろうとする

  • 意見の相違による衝突や対立の解決

    相互理解が深まり、問題解決能力が向上

  • 自己理解の深化

    他人の話をよく聞くことにより、自身の価値観や考え方を見つめ直し内観の機会を得られる






傾聴力を高める方法


日常会話での実践

  • 相手の話を遮らないこと

  • オープンな質問

  • 相手の感情に共感する姿勢

  • 非言語的なメッセージに注意を払う


ロールプレによるトレーニング

  • 具体的なシナリオ設定による訓練

  • 異なる役割を演じ相手の立場を理解する鍛錬

  • フィードバックの時間を設け、改善点を発見し改善を繰り返すこと

  • 聴いている間の表情の確認



今すぐ始められる傾聴


姿勢と心構え

  • 体を相手にほどよく向ける

  • ほどよく目を見ながら話を聴く

  • 頷きながら聴く

  • 表情を柔らかくする

  • 適度な距離感を保つ

  • 開放的な姿勢を取る


言葉かけの技術

  • 「そうなんですね」などといった適切な相槌

  • 「どう感じましたか?」「その経験から何を学びましたか?」といった深掘りする質問

  • 相手の感情を言葉にして返すこと



傾聴がもたらす人生の変化


傾聴は、「わたし」という視点を超えて、「あなた」に焦点を当てるもの

他人軸であることとは意味が異なります


これは誰でも身につけることができるスキルでもあって、

身につけることによって:

  • 仕事での成功

  • 豊かな人間関係

  • 自己成長の促進

  • ウェルビーイング(幸福感)の向上

を実現することができるでしょう


傾聴は、相手に最高の贈り物を与えると同時に、

自分自身も成長させてくれる素晴らしいスキルです。

実践していくことで、あなたの人間関係が大きく変化していく可能性があります。


誰かと繋がりを持ちながら、誰かに認められたい・・・と心の奥で願っているもの✨

また、本当の意味で心から関わり合える関係を望んでいるもの✨



傾聴、という実践の機会がその願いを叶える確実で魅力的な方法のひとつです(^^)


PER TEでは【ロープレ実践会】にて傾聴に触れる機会をご用意しております。

ご興味ある方はお問い合わせ下さい。




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